皆さんこんにちは!本日も発達障害等に関する学びや情報交換の場になることを願って投稿させて頂きます。今日のトピックは「子育て 求人」についてです。

主婦になり子育てが始まると時間の流れがガラリと変わりますよね。

子育ては女性の仕事や働き方に影響しますが、お仕事しているママは増えています。子育てしながら管理職に就いて活躍しているママも珍しくなくなりました。

しかし、これからお仕事をはじめようと思うママには、求人情報から子供がいても働きやすい職場なのかと不安になっている方も多いと思います。

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大竹
充実した毎日を送るために、どのような視点でお仕事を探せばよいか考えてみたいと思います。

求人票や求人サイトを眺めているママの参考になれば幸いです。

子育て中のママが求人情報を探すときのマインド

求人情報を見ていると「子育てと両立できそうな仕事だ」と思う求人がいくつも見つかると思います。本当にそうなのか、ぶっちゃけ入社して働いてみないと分からないものです。

しかし子育て中のママがお仕事を探すのに、いくつか心構えを抑えると、ミスマッチが最小限に防げると思います。

お仕事を探すときの心構え

・子供がいなかった時と同じ仕事スタイルは諦める
・子供がいるからできないと思わない
・優先順位をつけるなら子供が1番
・お仕事のタイプをひろげる

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青木
この4つを抑えて求人情報を見ていけば良いのですね

時間の使い方を見直して自分に合った求人探し

それでは実際にどのように実践すればよいかみていきましょう。

子供がいなかった時と同じ仕事スタイルは諦める

子供がいなかった頃とは時間の使い方が変わりましたね。子供がいなかった頃と同じようにお仕事することは可能なのでしょうか。

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青木
子供との時間は、今まで通りつくれるのでしょうか。

時間の使い方を棚卸してみよう

お仕事がスタートすると、子育てが始まる前とはタイムスケジュールが変わります。どのように変わるのかイメージしてみましょう。

家を出る時間に合わせて子供の支度と自分の支度を済ませる
勤務中子供怪我や急な発熱などで幼稚園や学校から呼び出しがあることも
行事やイベントのためにお休みを取得する
お迎えの時間に合わせて退社時間の調整
帰宅後子供との会話、遊ぶ時間が必要
こどもの明日に向けての準備
夕飯の支度や、残っている家事を片付ける

朝の忙しい時間に子供がぐずることや、出かける間際におもらしをしてしまうなどハプニングもあるでしょう。帰宅後の家事の最中に子供に声を掛けられ時間を止められてしまうこともあります。

勤務中は子供の急な体調変化に対応しないといけません。
育児に積極的なパパやおじいちゃんおばあちゃんなど頼れる存在は助かります。
しかし幼稚園・保育園のお迎え時に情報が入ってきたり、通院など「やはりママがいい」ことが多いのが現実でしょう。

このように子供がいなかった時と同じように思うように時間をうまく使えなくなる要因はたくさん浮かんできます。

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青木
どうしたら良いのでしょう。
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大竹
時間の使い方が上手になればよいのです。

まず自分が子育てにかけている時間を棚卸してみましょう

自分が、子育てと家事にどれくらい時間をつかっているかの現状をみてみてください。
そうすることで時間の使い方のクセが見えてきます。
省ける時間や短縮できるところがわかれば調整できるはずです。

そのうえで、こどもに掛ける時間を増やしても良いですし、リラックスする時間に回わしても良いと思います。

  • 子供に掛けている時間の棚卸しをする
  • 時間を圧縮して時間を増やす

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青木
家事の時間はこどもがいる時間に子供と一緒に過ごしても良いですね

成果は無理せず評価は自分できめる

もっと仕事がしたくても、こどものことを考えると残業や出張はできる範囲が限られてしまいます。
仕事の品質を上げたくて時間をかけたくなるでしょう。

子供のことを気に掛けながら、自分の体も整えつつ、いつも100%のお仕事をするのは不可能です。

子育てが始まる前と全く同じようにお仕事すると思わず、

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大竹
自分にあった仕事スタイルができる求人を探すことが大切です

子供がいるからできないと思わない

求人票や求人サイトを見ていると、時間帯や能力的に、できない仕事ではないかと思い切れないかもしれません。

やり方次第、工夫次第でチャレンジできるのです。

政府が2020年代までの達成を掲げている「指導的地位に占める女性の割合30%」という目標があることや、女性活躍推進法が改正されたことなど、子育て中の女性がこれから活躍していける機会は多くなりました。

女性活躍推進法の基本原則

①女性に対する採用や昇進の機会を積極的に提供すること
②女性の個性と能力が十分に発揮できるように環境整備すること
③仕事と家庭を両立させるために必要な環境を整備すること
④仕事と家庭の両立は本人の意思が尊重されること

引用元:Like U
女性の割合(従業員・管理職・役員)

引用元:PR TIMES

▼子育てとキャリアのヒントについてはこちらの記事で詳しく説明してくれています。

優先順位をつけるなら子供が1番

ママが仕事を頑張っている姿は、子供にも良い影響を与えると思います。ママにとっても子育て以外のコミュニティーのなかで輝くことで子育てストレスが解消されます。

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青木
しかし子供と仕事とどちらを優先するか迷うときがあると思います

例えば

・子供が体調を崩したが大事な会議がある
・納期が迫っている仕事があるが保育園や幼稚園、学校の行事のために早退しなければならない

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大竹
そんな時、迷わず子供を優先できるように働きたいものです

そして休日は家族で過ごす時間を大事にしたいものです。脳が仕事としっかり切り離せる働き方ができるかということも求人を探すうえで重視したいことと言えます。

お仕事のタイプをひろげる

自分が働きやすい仕事を見つけるために職種にこだわらず色んな求人情報に目を向けてみましょう。
「子育てしてきた」が強みになる求人もありますし、子育てが一段落するまで、短時間勤務やパートで勤務、その後正社員登用できるということが求人情報に記載されている会社もあります。

▼在宅ワークするママも増えています。

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青木
育休中から副業を始めてみるという方法もあるのですね
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大竹
発達障害の子を持つママも在宅ワークで時間にゆとりが持てるかもしれませんね

子育て中のママに働きやすい求人か見極めるには

お仕事を探す心構えを抑えたうえで、実際に働きやすい求人であるのかの見極め方と子育てと仕事を両立させるポイントを考えてみました。

子育て中のママに働きやすい求人か見極めるには

求人票や求人サイト欄にて子育て中のママが働きやすい会社かどうかチェックしましょう。

良さげな求人が見つかったらら、ハローワークで相談し面接で不安なところは、しっかり見定めておきましょう。

休日等休みがとりやすいか
シフトに融通がきくか
就業時間短時間勤務ができるか
勤務形態フレックス制度があるか
テレワーク制度があるか
就業場所保育園幼稚園から近いか
送り迎えに影響があるか
託児所があるか
雇用形態パートであれば正社員登用があるか
その他女性社員の比率が高いか
産休・育休の利用と復職の実績があるか
くるみん認定を取得しているか

くるみん認定とは「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定

引用元:厚生労働省
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大竹
自分の強みを生かし、自分らしい働き方を見つけられるといいですね

◇働き方が見つかるきっかけになりそうな本をいくつか紹介します。

タイトルママの仕事復帰のために
著者ファザ-リング・ジャパン
内容「働く」概念をゆるやかにとらえ、再就職をするママたちを応援する内容
タイトル子育て優先で、週休3日・年収1000万の仕事術
著者青山ひろみ
内容家族を犠牲にしなくても自分らしくお仕事して起業する成功するポイント

子育てと仕事は両立できるのか

両立できなくても大丈夫です。
子育て中であることを自分で認め、無理せずお仕事しましょう。

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大竹
育児も仕事も、「ちゃんとやろう」は、思っているだけで十分です

子供を優先できるように、自分の中で、ふれあう時間をつくっておくとか、職場の人間関係を構築しておくことも大切だと思います。

子育てと仕事をどのようにこなしていくかイメージしてみましょう。

  • 完璧を辞める
  • 自ら働きやすい環境を作る努力
  • 子供との時間を優先すると割り切る

▼子育てと仕事のバランスが取れなくて大丈夫と勇気をもらえる動画をみつけました!
子供がいても自分の人生を捨てずにやっていく考え方が紹介されています。

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青木
育児も仕事も、自分のなかで60点くらいが総合的にみて完ぺきにこなせているということになるのかも

発達障害の子育て中のママが働くには

発達障害の子育て中のママはフルタイム勤務が難しいのでしょうか。
決して簡単なことではありませんが、周囲の協力のもとフルタイムで勤務しているママはたくさんいます

療育と保護者の方の休息にデイサービスの利用も良いかもしれません。

▼放課後デイサービスの内容についてはこちらの記事を。求人についてのお話もあり、放課後デイサービスで働いてみたいママにも参考になります。

まとめ

子育て中のママがどのような視点でお仕事を探せばよいか見てきました。

▫数ある求人情報からお仕事を探す前に心構えを見直す
・子供がいなかった時と同じ仕事スタイルは諦める
・子供がいるからできないと思わない
・優先順位をつけるなら子供が1番
・お仕事のタイプをひろげる
▫子育て前とはタイムスケジュールが変わるので、一度自分の時間を棚卸してみよう
▫女性の活躍に積極的に取り組む企業が増えている
▫子育てと仕事を両立しようと頑張らなくてよい

求人情報を眺めているママたちの参考になれば幸いです。

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大竹
お仕事、無理せず自分らしく頑張ってください