皆さんこんにちは!本日も発達障害等に関する学びや情報交換の場になることを願って投稿させて頂きます。今日のトピックは「子育て テレワーク」についてです。
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コロナで一気に企業に定着したテレワークですが、育児中のママたちの生活はどのように変化しているのでしょうか。

目次
子育て中のママたちのテレワークは本当に大変!

通勤時間や固定費の削減などメリットがたくさんあることが目に見えてきて、「テレワーク」を取り入れる企業が増えました。
生活に合わせて時短などの、柔軟な働き方と組み合わせることにより、さらに女性の雇用を拡大できると言われています。企業にとっても、働くママにとっても「テレワーク」は前向きなワークスタイルとして定着されました。
では一生懸命に働くママ達にとって、このテレワークはどのように生活に影響しているのでしょう。
アンケートをもとにメリットとデメリットを考えると見えてきたことがありました。
・アンケートで実感、ママのテレワークは本当に大変!
・工夫次第で充実したワークライフバランスを達成できる!
本当に大変!ママ達は仕事に集中できているのか?
夏休みなどの長期休暇の時や、コロナで登園・登校を自粛しているとき、または子供が体調不良で休んでいるときなど、在宅ワーク中に、子どもがいると多くのママが仕事に集中できないと感じています。
アンケートの結果をもとに説明していきます。
在宅ワーク、子どもがいると集中できない 75%

仕事中は考えて作業していると頭の中にたくさんの情報でいっぱいです。その状態で作業を続けないと効率が悪くなります。その時、誰かに声をかけられると集中が途切れてしまいます。
さらにどのようにしてテレワーク中、仕事をしながら子供と関わっていることが分かる資料があります。

・ママがいることで遊べると思って、子供が「遊んで」と言ってくる
・長時間一人にはできない
・ビデオ会議に子供をどうしたら良いか気になる
集中力が低下し生産性にも影響が出ているようです。
業務の達成具合についても、いつもの半分以下と答えた人が過半数を占めています。

これらのアンケートの結果から、子育てママのテレワークが仕事に集中できないと感じ、生産性を上げるために本当に大変な思いをしていることが証明できます。
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それでもテレワークは続けたい?工夫次第でワークライフバランスを達成できる?!
「ワークライフバランス」とは仕事と生活を両立し、どちらも充実したものにすることです。
言葉の手帳より
心配なのは子供の生活に合わせて仕事を進めるようになり、やむを得ず、残業するママが増えてしまうことです。
しかし一方でこのような結果も出ております。
76.5%
ママのテレワークが大変な一方、テレワーク経験のある働くママ132人を対象に行った調査では、テレワークを続けたいと答えたママの割合は半数を超えています。

これは工夫次第で、子育て中のママがテレワークにより、ワークライフバランスを達成していると説明できます。
ママ目線メリットとデメリット


ママ目線テレワークのメリットは時間が増えること
ママ達のテレワークは大変なことが想像できました。
それでもテレワークを続けたいという意見が多い理由は、通勤時間の削減によって働くママ達の必要な時間が生まれたと言えます。
通勤しないので朝の時間が有効に使える
満員電車や長時間通勤など、通勤にかかる負担から解放されます。
- 朝の身支度時間を家事に回せる
- 朝食をゆっくり取れる
- 夕飯の余裕ができる
子供といる時間が増える
パソコンの電源を切れば、すぐそこから子供を向き合えますね。
仕事中でも子供が目の届くところにいるというのは安心です
- 子供と会話する時間が増える
- 子供の様子や、勉強を見てあげられる
- 幼稚園、塾などの送り迎えにゆとりができる
自分の時間が増える
子供の世話が終わっても、まだ時間があると言うのはとても魅力的ですね。
また職場の休憩時間では、なかなかできないことがテレワークでは可能になります。
- 好きなランチタイムが過ごせる
- 休み時間にお散歩などリフレッシュができる
- 趣味の時間に使える
ママ目線デメリットは集中のバランスが難しいこと
テレワークによりデメリットは、やはり子育てや家事との両立を考えると、どちらも集中できなくなることです。
家のことが目について集中できない
多くのママは子供が見えるようにリビングなどでお仕事をされていると思います。
子供のこと以外でも、いろいろ目についてしまいますよね。
- 汚れているところが目について掃除をしたくなる
- 夕飯の支度や洗濯物が気になる
- 宅急便などの訪問者や、外の様子
子供のことが気になって集中できない
赤ちゃんだけでなく、夏休みなどの長期休暇には普段幼稚園や小学校に通っている子供が家にいます。
- 宿題の質問など、なにかと声を掛けられる
- 会議中に子供の声がはいってしまう
- 食事の世話に時間がとられる
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オン・オフの切り替えが難しくなる
社員同士の目がない分メリハリがなくなってしまうケースや、集中できず、生産性が下がってしまうことも考えられます。
成果物が出さないとあせってしまい、残業するようになっては本末転倒です。
- つい労働時間が長くなってしまう
- 深夜労働やサービス残業をしまう
- 集中し過ぎて子供に手をかけられない
ワークライフバランスを達成させる工夫

上手に子育てと仕事を両立していうママたちは、どのように工夫しているのか考えてみました。
✓ テレワークでも十分に仕事パフォーマンスできる
✓ 心身共に健康な状態を維持でき、子供の成長にも良い影響を与える
✓ 空いた時間を有効活用できる
・仕事のオン・オフをきっちりと分ける
・仕事の調整と子供の準備を事前に済ませておく
・無理せず子育て優先に、使える制度は積極的につかう
オンとオフを分ける
テレワークの一番のネックになるところ。「もうすこしやってから」というのをやめて、仕事と家庭のスイッチをきちんと切り替えるように意識しましょう。
起きたらすぐに身だしなみを整えてスイッチオン
お気に入りの在宅ワーク用の洋服に着替えて、メイクやヘアも整えておけば、急なオンラインミーティングでも慌てません。
通勤時間があいた分、朝のうちにランチ問題を解決
朝ごはんと昼ごはんをまとめて作ってしまう。子ども用にランチボックスと水筒を作っておけば、ママのランチも簡単に済ませられ、後片付けも後回しにできますね。
時間がなければ、買ったおむすびやパンを用意しておくのもいいですね。
テレワークだからこそできる仕事を
簡単な事務処理や、あまり脳を使わないような単純作業など、テレワークだからこそはかどる業務をみつけてこなすこともテレワークを成功させるカギの一つです。
フレックスタイム制度を利用する
フレックス制度を利用して、規定時間内にしっかりお仕事をして、いつもより早く子供との時間に切り替える日があってもいいのではないでしょうか。
子供が体調不良の場合は迷わず欠勤
子供が体調を崩している場合は、なおさら集中できないはずです。一思いにお休みを取るのも必要かと思います。または朝のうちから、早めに退勤するかもしれないことを上司に伝えておくと休みやすいと思います。
発達障害の子どもがいる場合はお部屋に事前の準備
目を離す時間が多くなるので様々な行動を予測して、コードを隠しておくなど事故につながる可能性はなくしておきましょう。
こちらの記事には発達障害のある子供の住まいについて、工夫を施すように勧めています。
ママたちのテレワーク事情と便利アイテム

実際にテレワークをこなしているママ達を参考にしてみたいと思います。
▼子供よりパソコンに向かう時間が多くなっても罪悪感を感じなくて大丈夫!子供は頑張っているママを見てます。子供達にうまいことを言って動いてもらう!ナルホドです。
▼子供がいる時は、「する仕事」を決めてオンオフですね。
▼0歳児の赤ちゃんと一緒にテレワーク。赤ちゃんに合わせて、おんぶしたり、寝かせたりとお仕事姿勢を変えるアイディアはすぐに真似できそうですね。
便利グッズ
子育て中のママ達のテレワーク事情を参考に使えそうなアイテムを探してみました。
●高さを調整できるので、赤ちゃんをおんぶして寝かしつけながら作業できそうです。
上下昇降式デスク ガス圧 スタンディングデスク | |
メーカー | サンワサプライ |
金額 | 12,800円 |
レビュー | 気分転換にちょっと立って仕事するとかができるのが良い。 あとweb会議の時とかに気持ち程度に高さを変えたりできるのも良い。(30代/女性) 大変便利。 特に立ち机が欲しかったので高い位置で使うことが多いですが、ちょうど良い高さ。 パソコンも読書も、立ってやると運動にもなるし頭も冴えて、能率がいいように思います。(60代/男性) |
●会議中に子供の声が相手に聞こえないかという心配が減りそうです。
Jabra ヘッドセット | |
メーカー | Jabra |
金額 | 10,960円 |
レビュー | 運転手をしていますのでどうしても運転をしながら電話をすることが多いのですが、それをしてしまうと違反になるので 今まで、色々なハンズフリーを使って来ましたが、この ヘッドセットが一番最適です。通話相手からもノイズが一切入らないから声がクリアに聞こえると言われています。 ですが、携帯に接続するには、別売りの接続コードが必要になってきます。 13時間以上耳に付けっぱなしですが、一切、疲れを感じません。(10才未満/男性) |
まとめ
子育て中のママのテレワークは、アンケート結果から本当に大変であることが分かりました。
しかし、工夫次第で充実したワークライフバランスを達成できることもわかりました。
- 仕事のオン・オフをきっちりと分ける
- 仕事を調整して子供がいてもできる仕事をする
- 育児も仕事も、できる準備は空いた時間に済ませておく
- 無理せずに子育て優先にし、使える制度は積極的につかう
- 便利なアイテムを利用して工夫する
- 発達障害の子どもを持つ家庭は子どもに考慮した環境を工夫する
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