家にいるほとんどの時間、インターネットゲームやネットサーフィンをして過ごしている…
そんなお子さんの行動にお困りではありませんか?

この記事では、子どもの”ネット中毒”への対処法をまとめます。

暇の潰し方がいつも一緒になっている時は?

家にいると、暇な時間を潰す方法がいつもいっしょになっている…
そんなお子さんには、外でのイベントや体験活動を提示してみるのがおすすめです。

子どもと一緒に、興味の持てそうな活動を選びます。

スポーツクラブの活動や、キャンプ体験など、子どもの年齢に合わせたものを提示しましょう。
アスレチックやスポーツ施設に、家族で遊びに出かけるのも良いですね。

もし、外での活動が苦手に感じる場合や、体を動かすことに抵抗がある場合は、別のアイデアでも構いません。

例えば、楽器を演奏してみたり、読書をしてみたり、お菓子づくりをしてみたり、文化的な活動は他にもたくさんあります。
興味の持てる映画を一緒に見て過ごす、という方法でも良いでしょう。

もし子どもが、新しい体験をすることに抵抗を感じる場合は、長い時間をかけて取り組むのではなく、短時間でできる活動を繰り返すのがおすすめです。

ゲーム以外の行動に取り組んでもらう方法は?

子どもにインターネットやゲームをして過ごす以外の活動に興味を持ってもらえるよう、きっかけを作ってあげるのがおすすめです。
うまくやる気を引き出すには、小さな成功体験をいくつも積み重ねるのが有益です。

簡単に取り組めるお手伝いを探す

簡単なゲームのような感覚で、お手伝いに取り組んでもらいましょう。
例えば、食べ終わったお皿を運ぶ、風呂の掃除をする、ゴミ捨てをする、などのハードルの低いものが好ましいです。

それらを紙に書き出して、「◯回達成できたらご褒美をあげる」と目標を設定しましょう。
達成できるごとにシールを貼るなどして、わかりやすく掲示しておいてください。

子どもが楽しんで取り組むことができるように、「料理を手伝う」「車を洗う」など、興味の持てるものを入れておくのもポイントです。
「お母さんの買い物を手伝う」「お父さんと一緒に靴を磨く」など、徐々に範囲を広げていきましょう。

お手伝いを通して、ゲームやインターネット以外に使う時間を増やすイメージで取り組んでください。

インターネットやゲームをすること自体は、悪いことではありません。
しかし、それらに没頭しすぎて、他のことが手につかなくなってしまったり、本来しなくてはならないことができなくなるのは問題です。

ここに挙げた方法は、インターネットに熱中しすぎることで起こる問題を改善して、子どもに優先順位をわかってもらうためのものです。
家事ができたご褒美として、ポイントが貯まったら子どもの好きなゲームの時間を設けても構いません。

無理に取り上げるのではなく、自然と他の活動にも目を向けてもらえるように導いてあげることが大切です。
子どもが楽しみながら別のことにも興味を向けられるよう、サポートしてあげてくださいね。