皆さんこんにちは!本日も発達障害等に関する学びや情報交換の場になることを願って投稿させていただきます。今日のトピックは「発達障害 漫画 子供」です。

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青木
発達障害をテーマにした漫画が注目されていますよね。
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大竹
子供たち向けの作品もありますよ。どのような作品があるのか見ていきましょう。

発達障害についての漫画作品は数多くありますが、その中でも注目すべきなのが子供たち向けの作品です。

どのような作品があるのか、なぜ子供向けの作品があるのか気になる方には、ぜひ最後までこの記事を読んでいただきたいと思います。

発達障害についての漫画紹介!子供たちも楽しく読める!

それでは早速子供たちが楽しく読める作品を紹介していきます。

▼こちらの商品は、未就学児から読める内容になっています。大人にとっては当たり前のルールですが、漫画やイラストにすることで子供たちにもわかりやすくなっています。

商品名みんなのためのルールブック
価格1047円
こんな人におすすめ・幼稚園児〜小学生
・集団生活のルールや友達とのやりとりに難しさのある子
・新しい環境に入った子
レビュー・すぐ読めるので小さな子にもわかりやすい
・ふりがながふってあるので、幼稚園児や小学校低学年でも読める
・子どもが自ら読んでいるので、親が指導するより効果があった
楽天市場より

▼こちらの商品は、小学校入学を控えた子供や小学生を対象にした作品になっています。対人関係におけるルールを、クレヨンしんちゃんが楽しく教えてくれるので飽きずに読める作品です。

商品名クレヨンしんちゃんの友だちづきあいに大切なこと
価格1078円
こんな人におすすめ・小学生
・入学を控えた子
・友達とのやりとりに難しさのある子
・おもしろい漫画が好きな子
レビュー・イラストやセリフで内容が伝わるのでわかりやすい
・漫画好きな子供は笑いながら楽しんでルールを学べている
・飽きずに子供が自分から何度も読んでいる
楽天市場より

商品名イラスト版子どものソーシャルスキル友達関係に勇気と自信がつく42のメソッド
価格1760円
こんな人におすすめ・小学校低学年から高学年
・友達とのやりとりに難しさのある子
・自分で字が読める子(ふりがながない)
レビュー・イラスト付きの説明でわかりやすい
・対処法がいくつか段階に応じて載っている
・ふりがながないので、高学年向き
・低学年の子供には親が読んであげると一緒に学べるのでいい
・ソーシャルスキルトレーニングに実績のある本で、児童発達支援の先生に勧められた
楽天市場

▼こちらのサイトでは、漫画を通して発達障害の啓発活動を推進しています。発達障害の症状や当事者の気持ちなどが描かれています。

この漫画を通して多くの子供たちに発達障害についての知識が広がることが期待されます。

RADD 発達障害啓発マンガ

▼こちらの動画は、怒りの気持ちについてのソーシャルスキルを扱っています。怒りの気持ちが湧いてきたらどうするのかといった感情のコントロールについて短い動画で学ぶことができます。

どうして漫画が良いのか?

ではなぜ漫画が良いのでしょうか。発達障害のある子どもたちの特徴や漫画の読みやすさなどの点から考えてみましょう。

発達障害の子供たちは読書が苦手?

発達障害のある子供たち全てが読書が苦手なわけではなく、本を読むことが好きな子もいます。

しかし、中には座って本を読んだり、文字を読み取って書かれている内容を理解することに難しさのある子供たちもいます。

読書を苦手とする子供たち

◆読字障害(ディスクレシア)
学習障害(LD)のうちの1つで、文字を読むことに困難を示す。
文字を単語として認識したり、文字と意味をつなげて内容を理解することに難しさがある。
参考:LITALIKO発達ナビ 

◆注意欠如多動性障害(ADHD)
集中を続けることに苦手さがあり、落ち着きなく動き回る、じっと待てないなどの症状が見られる。
参考:NCNP病院国立精神・神経医療研究センター

このような子供たちにとっては、活字を追って本を読むことを楽しむことは難しく、読書が嫌いになってしまうこともあります。

そんな子供たちも気軽に楽しめるのが漫画なのです。

絵が多い漫画は読みやすくわかりやすい!

それでは漫画はなぜ気軽に読めるのでしょうか?

漫画の良さ

◆文字が少なく、絵が多い
◆人物の表情などが描かれているので、場面や感情が想像しやすい
◆絵から読み取る力や想像する力が育まれる

このように、漫画は文字に対する苦手意識がある子供たちにも読みやすく、考えたり想像したりする力も身につくといえます。

本に集中してほしいのが親心でしょうが、マンガにも素晴らしい作品はたくさんあり、感動だってもらえます。さらに、勉強が難しい分野(哲学・医学・物理・歴史など)もマンガを読めば、絵があることで内容をとらえやすくなりますし、その分野への興味がわくきっかけになるかもしれません。

ベネッセ 教育情報サイト
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青木
絵が多くて読みやすくわかりやすい上に、想像力も身につくのが漫画の良さですね。
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大竹
少なくとも文字が苦手な子供たちにとっては、漫画は立派な読書と言えるでしょう。

漫画をきっかけに発達障害への理解が深まる!広がる!

近年、発達障害という言葉をよく目にするようになりました。そのため、昔に比べれば関心や注目が高まっているいうことでしょう。

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青木
それでもまだ発達障害のある人の困り感や、子供たちがどのように対人関係を学んでいくかなどについてはあまり浸透していないかもしれませんね。
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大竹
障害の有無にかかわらず、みんなが子供のうちから理解を深めていくことが大切ですよね。
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青木
漫画が発達障害への理解を深めるきっかけになるかもしれませんね。

読みやすい漫画を通して発達障害のある子供たちがスキルを身につけ、障害のない子供たちにも理解が広まっていく…

漫画はその足がかりになるといえるでしょう。

▼発達障害の理解について書かれた記事もありますので参考にしてみてください。

まとめ

  • 発達障害について描かれた漫画作品は多数ある
  • 発達障害のある子供たちは読書が苦手な場合が多いが、漫画なら読みやすくわかりやすい
  • 漫画は想像力を身につけることができる
  • 漫画が発達障害への理解を深めるためのきっかけになる可能性がある 

発達障害のある子供たちが漫画を読むことで想像力を育んだり、ソーシャルスキルを身につけたりできたら親としても嬉しいものですよね。

また、障害のある子もない子も漫画を通して発達障害への理解を深め、多くの人たちに広がっていくことを願います。