皆さんこんにちは!本日も発達障害等に関する学びや情報交換の場所なることを願って投稿させて頂きます。
今日のトピックは「発達障害者の方に有効なサプリメント」についてです。

日本で発達障害者向けに処方することが認可されている薬は主に「コンサータ」と「ストラテラ」の2種類があります。

実は発達障害当事者である私自身も、両方とも服用した結果、コンサータの方が自分の体に合っていた為、コンサータを毎朝服用しています。

しかし、どんな薬にも副作用は付き物でです。なので、コンサータを服用している私自身も、サプリメントで発達障害の症状を抑えることができたら大変嬉しいです。本日は、そういったサプリメントを紹介していきたいと思います!

そもそも発達障害は薬やサプリメントで治るのか?

残念ながら、現在の医療技術では発達障害を根本的に治す治療法は見つかっていません。コンサータやストラテラ等の薬で、発達障害の症状を抑えることはできますが、対処療法に過ぎません。

コンサータやストラテラで発達障害の症状を抑えて、社会で活躍している方もたくさんいますが、どんな薬にも副作用はあります。
多分に漏れずコンサータとストラテラにも少し強めの副作用があります。

しかし、サプリメントであれば副作用の心配を少し減らすことができるでしょう。副作用無しで発達障害での困りごとを少しでも解決できれば、服用する薬の量も減らすことができるかもしれません。

では、発達障害に対して汎用的に作用するサプリメントがあるのかと聞かれれば、答えは「ノー」です。

発達障害の症状を抑えるというよりは、発達障害によって不足しがちな栄養分を補う等の方法でサプリメントを摂取することは有効です。

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青木
元気な毎日は、体調管理が重要ですよね。

サプリメントと薬の飲み合わせ

仮に、現在お薬を処方され服用している場合、新たに加えるサプリメントの影響により、薬の効果が低下したり、逆に著しく効き過ぎたりする可能性が考えられます。

サプメントのご利用前に、まずかかりつけ医と相談しておきましょう。

発達障害者に不足しがちな栄養分とは!?

マルチビタミン/ミネラル

発達障害を抱えている方の中には、 二次障害としてうつ病や、抑うつ状態になってしまっている方が多いです。

これは発達障害に限らず、うつ病の方全般に言える事なのですが、うつ状態にある方は「セロトニン」という物質が脳内に足りていないとされています。

セロトニンの元になる物質は「トリプトファン」と呼ばれていて、経口摂取が可能です。もちろん、食事の中からトリプトファンを摂取することも可能です。

しかし、効率よくトリプトファンを摂取する為に、市販されているトリプトファンのサプリを摂取し、発達障害の2次障害であるうつ症状を緩和させるもしくは2次障害を防ぐのは有効な手段と言えるでしょう。

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GABA

発達障害の中で、特にADHD(多動症・注意欠陥)を持っている方は、突然カッとなってしまったり、衝動的に何かを行ってしまうことがあります。
アミノ酸の1つである「GABA」という成分には、 脳内の神経の興奮を抑制する 作用が含まれています。

なので、発達障害による衝動性や、落ち着きのなさに困っている方は、GABAを摂取して落ち着きを保つ、等の効果が期待できるのではないでしょうか。

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乳酸菌

皆さんご存じの「乳酸菌」です。発達障害を持っている方々は、上手に社会に馴染むことができないこと等から、ストレスを抱えている方が多いです。

これも発達障害の方に限った話ではないですが、ストレスが溜まると腸内環境の悪化に繋がります。腸内環境が悪化した状態で、サプリメント等で栄養素を取り入れても、その効果を十分に発揮することはできません。

なので、適量の乳酸菌を摂取して腸内環境をまずは整えることで、他のサプリメントを摂取した時の効用も上げることができます。

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また、動画で詳しく説明されている方がいらっしゃったのでご紹介します。

体質によってサプリメントの効果も変わる

ここまで、発達障害に効果があるとされているサプリメントや栄養素を紹介してきましたが、個々人の体質によってその効き目は変わります。

なので、「あまり効果を感じないな」と感じても、他のサプリメントなら効果を感じる場合があります。自分の体質に合うサプリメントを探して服用するすることでより大きな効果が期待できるでしょう。

発達障害の薬を飲んでいる方や、二次障害によって更に薬を飲まなければいけない人にとって、副作用はかなり深刻な問題です。

効果は人それぞれですが、副作用無しで発達障害の症状を抑えたり、発達障害によって不足している栄養が摂取できれば生活の改善に繋がるのではないでしょうか。

二次障害

抱えている障害の影響により、「うつ」や「引きこもり」などの精神障害を併発してしまう状態です。

まとめ

発達障害は薬物治療でもサプリメントでも根本的に治すことはできません。
しかし、発達障害の薬物治療で用いられる薬には重い副作用があります。

一方、サプリメントに関しては、発達障害の方向けに汎用に作られたものはありませんが、副作用の心配をほぼすることなく、摂取することができます。

特に、発達障害の中でも2次障害を併発してしまった方はサプリメントを使って効率的に不足している栄養素を取り入れることで健康体を目指すことが理想です。

また、今回はサプリメントについて紹介しましたが、発達障害を抱える方が社会で上手に生きていく為には、家族からの適切なケアや、必要であれば認知行動療法を用いて自立していくことが必要です。

そういったケアや療法を用いた上で、発達障害によって足りなくなってしまった栄養素をサプリメントで適宜補っていくというのが建設的な方法になるのではないでしょうか。