皆さんこんにちは!本日も発達障害等に関する学びや情報交換の場所なることを願って投稿させて頂きます。
今日のトピックは「疲れやすい 発達障害」についてです。
発達障害を抱えている人は、人並み以上に「疲れやすい」「疲れを感じやすい」体質と言われています。
発達障害と疲れは関係があるのか。
この記事では、発達障害・疲れ、その対策について解説していきます。
目次
疲れの対策
規則正しい生活を心がける
ストレスは生活習慣の乱れによっても影響します。発達障害の影響により疲れやすいと解説してきましたが、発達障害の影響により睡眠障害に悩まされている人も多くいます。
普段の生活リズムを整えることは、快眠を取れると言えるでしょう。
厚生労働省でも睡眠について情報を公開しています。
体の中には体内時計があり、睡眠のタイミングを決めるだけではなく、前もってホルモンの分泌や生理的な活動を調節し、睡眠に備えてくれます。これらの準備は自分の意志ではコントロールできません。規則正しい生活こそが、体内時計を整えそこにプログラミングされている睡眠を円滑に行う秘訣なのです。
引用元:厚生労働省 e-ヘルスネット
対策アイテムを活用する
視覚過敏や聴覚過敏、過集中などによる疲れは、対策アイテムを活用することで軽減が見込めます。
視覚過敏
一般的にはツバのある帽子、フード、サングラスなどで対策が可能です。目からの刺激が強過ぎる為、目の刺激を軽減させるアイテムは効果的と言えます。
聴覚過敏
不快な音を軽減する為、イヤーマフや耳栓を活用するのが効果的です。ただ、これらのアイテムは遮音性は優れているものの、完全に音を遮断することはできません。
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過集中
スマホなどのアラーム機能を活用し、「時間を決めて取り組む」ことを意識しましょう。過集中に陥ると時間の流れを忘れてしまう為、生活リズムを崩しやすくなります。
取り組む時間を決めておけば、過集中の軽減にも繋がります。
周囲の理解と協力
症状の緩和、軽減の為には周囲の理解と協力が不可欠です。しかし、「周囲に迷惑をかけたくない」「障害を抱えていると知られたくない」などの理由から周囲に打ち明けられず、1人で悩んでいる人も少なくありません。
1人で悩むことは避け、相談できる機関を利用しましょう。
- 子育て支援センター
- 児童発達支援センター
- 発達障害者支援センター
- 障害者就業・生活支援センター
など、無料で相談出来る専門機関が全国にあります。施設によっては、医療機関の紹介、就業のサポートなどにも対応しています。
障害を抱えていると診断される時期は人によって様々です。
早ければ1歳半健診や3歳児健診がきっかけとなる場合もあれば、成人になってから分かるという場合もあります。
ただ、発達障害は生まれつき「脳の機能障害」が原因と言われている為、急に発症するということはあり得ません。
つまり、成人になってから診断された場合、発達障害と知らずに(または悩みつつも)相談をしてこなかったと言えるでしょう。
SNSの活用
TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSを活用し、情報を発信する発達障害や感覚過敏を抱えた人達が沢山います。
子供の療育、保護者の休息も大切
発達障害や感覚過敏など「生きづらさ」を抱えた子供の育児は大変です。本人は勿論、保護者の負担も計り知れません。
障害を抱えた子供の療育、また保護者の一時的な休息も大切です。このようなことから「デイサービス」を提供する事業が増えてきています。
また、子育てに向けてのお役立ち情報では、発達障害に関する情報記事を多数公開しています。
まとめ
一般の人に比べて疲れやすい理由は発達障害や感覚過敏を抱えている可能性からと言われています。
・規則正しい生活を心がける
・対策アイテムを活用する
・周囲の理解と協力
・SNSの活用
個人差はでますが、できる対策を少しずつ行ってみてください。