皆さんこんにちは!本日も発達障害等に関する学びや情報交換の場所なることを願って投稿させて頂きます。
今日のトピックは「発達障害 身だしなみ」についてです。
目次
発達障害と身だしなみの「関係性」
まずは、発達障害と身だしなみの「関係性」ついてこちらの記事をご覧ください。
ここからは具体的な対策をみていきましょう!
触覚過敏の対処
環境を整える
生活習慣の乱れやストレスから感覚過敏の症状が酷くなる場合もあります。十分な休息、睡眠をとり、生活習慣を見直してみることをお勧めします。
また、苦手なモノを回避出来る環境が必要です。
苦手なモノが何なのかを把握し、距離を置くことで回避出来るモノはあります。さらに、衣類などは購入前に試着し、違和感を感じた際は購入を控えましょう。
今はネットショップなど便利になりましたが、肌触りなどの確認が出来ない為お勧めしません。
周囲の配慮
「触れられることが苦手」と周知させることで、苦手なモノからの回避が見込めます。
ただ、団体行動などでは、どうしても触れてしまうこともあるでしょう。「触られること」に対し徐々に適応力を身につける必要があります。
トレーニング・触覚を発達させる
不意に触れられる事に極度の不快感を得てしまう為、相手に触られるトレーニングを行いましょう。
勿論、本人が拒否したら無理に触ろうとするのは控えて下さい。
本人が見ている状態で、指定した部分(例えば足や腕など)を触れて、慣れさせて行きます。
慣れてきたらボディタッチなどのスキンシップを目的としたゲームなどで触覚の発達を促していき、「触れられても平気」「怖くない」ということを認識させることで不快感の軽減が見込めます。
発達障害の対処
発達障害の場合、身だしなみに興味が無い、することを忘れてしまうなどの原因が考えられます。
1日のスケジュールに組み込む。ルーティン化させる
発達障害を抱えた人の中には、決まったことの繰り返し作業が得意な人が多くいます。
例えば上の画像のように、起床してからの手順を見える所に貼り対応させます。手順を「可視化」させる方法です。
目から情報を仕入れることを優先している人の場合、言葉で説明しても全く覚えないのに、手順を見せると「1度で覚える」ということもあります。
下記の様な絵カードという商品を使うことも有効的です。
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自然と身だしなみが整えるような行動を毎日の習慣にさせることで、改善が見込めるかもしれません。
時間に余裕を作る
翌日の準備は、寝る前など時間に余裕を持って行いましょう。
必要な物、宿題の確認、明日着る服など、保護者と一緒に点検し、朝にゆっくりと身だしなみができる時間があれば大丈夫です。
この際、保護者も寄り添えられると、ボタンがズレているなどの確認や、見えづらい場所にある寝癖の確認なども行えます。
しっかり褒める
些細なことで構いません。正しく出来たことに対しては沢山褒めてあげましょう。認めてあげることでモチベーションの維持にも繋がります。
仮に出来なかったからといって、叱責するのは逆効果となりかねません。
我慢強さも大切となります。
[相談]放課後等デイサービスという選択肢
「デイサービス」と聞くと「老人の介護」をイメージしてしまう人がほとんどでしょう。
障害を抱えた子供の教育は簡単ではありません。毎日が格闘となる場合も多く、子供は勿論、保護者の精神的負担は計り知れません。
障害を抱えた子供を対象に、整った環境での療育や、保護者の休息を目的とした事業を行っています。
また、アップでは子育てに向けてのお役立ち情報として、発達障害に関する様々なトピックで記事を公開しています。よければ併せてご覧下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は対処方という事で
・触覚過敏の対処
・発達障害の対処
・[相談]放課後等デイサービスという選択肢
3つの対処法を紹介させていただきました。この記事が少しでもお役に立てたなら幸いです。