皆さんこんにちは!本日も発達障害等に関する学びや情報交換の場になることを願って投稿させて頂きます。今日のトピックは「子育てにおすすめな車」についてです。
子供ができて悩むのが車ですよね。自分の好みの乗っていたSUVやスポーツタイプは子育てに向かないかもしれません。車好きの旦那さんは少し耳が痛いのではないでしょうか?私も車が好きな方なので悩みました。
子供ができて初めて車を選ぶ際、どんな車が良いの?もちろん車は使う人の用途や環境で何が最適かが違ってきます。
今回は子育てにおすすめな、そして安い!そんな車の選び方と車種をご紹介していきたいと思います。
目次
子育てにおすすめな車は中古車でも良い
子育てに向けて張り切って車を選んでいると思いますがちょっと待ってください。新車のカタログばかり睨めっこしていませんか?私自身なぜか子供ができたら新車、というイメージがりました。
一度中古車も視野に入れてみてはどうでしょうか?特に3年落ちくらいの車がいちおしです。新車価格の20%、もしかしたら30%も安く手に入れる事ができ、尚且つ程度の良い車が多いからです
年式が新しければほとんど故障はしない
一概には言えませんが、メーカーの新車保証が3年であるように、概ね3年落ちくらいな
程度の良い車が多く、故障もほとんどありません。
5年以上前の中古車だと安くはなりますが、消耗品の交換や修理にお金がかかる事がありますので、選択肢から外した方が無難です。
子育て中はすぐ汚れる
子供の小さいうちはジュースをこぼしたり、車の中でクレヨンを使ってお絵かきをしたりしてすぐ汚れます。私自身、まさか車の中がクレヨンで汚れるとは思っていませんでしたが、子供がいると車内で色々なアクティビティをする事があります。
私も子供ができて車を新車で購入しましたが、こんなにすぐ汚れるなら中古車の方が良かったと思っています。
中古車も検討してみましょう。キズつけたり汚れたりしても精神的に楽かも。
2000cc以内で排気量を選ぶ
車を選ぶにあたってまずは排気量を選ばなければなりません。大きくわけて
軽自動車
1000cc~1500cc
1500cc~2000cc
2000cc以上
があります。基本的にはこの排気量が多ければ多いほど車は大きくなり、税金も高くなります。
排気量 | 年間自動車税 |
軽自動車 | 10,800円 |
1001cc~1500cc以下 | 34,500円 |
1501cc~2000cc以下 | 39,500円 |
2000cc以上 | 45,000円以上 |
スライドドアがついてるハイトワゴンが良い
ハイトワゴンとは天井が高い車の事を言います。ほとんどのハイトワゴンにはスライドドアが標準で装備されています。
スライドドアは真横に開くので、狭い駐車場でチャイルドシートに子供を乗せたり、荷物を載せたりする事がとっても楽になります。
スライドドア=子育てがし易いという認識で良いと思います。
2000cc以上は無理して買う必要はない
個人的な意見ですが、2000cc以上の車はよほどこだわりがある場合を除いて候補から外しても大丈夫だと思います。
2000ccを超えると車体も大きくなり、本体価格はもちろん維持費も高くなる傾向に。
新米ママさんの場合、旦那さんの好みで大きい車を選ぶ方もいますが、ご夫婦の運転スキルや予算と相談する事が大切だと思います。
もちろん車体が大きいと事故の際の安全面などがメリットに挙げられますが、運転し易い車で事故をなるべく起こさないよつにするのも大事かと思います。
2000cc以下の車でも十分に子育てはできますし、狭い所を動きやすい小さい車の方が子育てには何かと便利です。
大きい車を買って奥さんの運転スキルが伴わず、事故が起こるケースも多くあります。夫婦間で良く話し合いましょう。
保育士が選ぶ車3選
道路交通法で6歳未満の子供にはチャイルドシートの着用が義務付けられています。今はほとんどの車がチャイルドシートが装着できるようになっており、チャイルドシートが装着できない車種もありますが、装着できない車種を探す方が難しいです。
なので基本的にどんな車でも子育てはできるのですが、やはり車種によって「子育てに向いている」という車はあります。保育士や発達障害支援員であり、また自身の子育て経験から、狙い目な車を3選ご紹介していきます。
ダイハツ タント
子育て用の小さい車と言えばダイハツ タント。新車価格は124万円~178万円。一番低いグレードで120万円台なので、3年落ちだと100万円を切るタントも探せると思います。車内の広さも申し分ありません。
一番の特徴はスライドドアを開けた際にある、前席と後席の柱(センターピラー)がない事です。何度か乗った事がありますが、子供をだっこしながらだったり荷物を手に持って乗り込む際は本当に便利でした。人気車種で多く出回っており、程度の良いタントを探しやすいという点もgoodです。
▼ダイハツ タント(658cc)概要
新車価格 | 124万円~178万円 |
3年落ち中古車相場 | 90万円~130万円 |
車体寸法 | 全長3395mm×全幅1475mm×全高1755mm |
燃費 | 18~21km/L |
定員 | 4名 |
ここが特に良い! | 維持費が安く、ドア中央部の柱がないので、小さな子供や荷物を抱えても乗り降り楽々! |
ここがちょっと・・・。 | 4人フル乗車だと坂道や追い越しのシーンでパワー不足を感じるかも。 |
スズキ ソリオ
1500ccクラスで筆者が良いと思う車がスズキ ソリオです。このクラスにはフリードやシエンタなどが存在しますが、このソリオをおすすめする理由としては価格にあります。新車価格が一番低いグレードで151万円~となっており、スライドドア搭載車の普通車としてはかなり安い部類に入ります。
また排気量が1200ccとなっており、パワーがありすぎずなさすぎず、とても扱いやすい排気量だと言えるでしょう。
▼スズキ ソリオ(1242cc) 概要
新車価格 | 158万円~170万円 |
3年落ち中古車相場 | 100万円~150万円 |
車体寸法 | 全長3790mm×全幅1645mm×全高1745mm |
燃費 | 17.8~19km/L |
定員 | 5名 |
ここが特に良い! | 扱いやすいパワーと、このクラスではお手頃な価格設定! |
ここがちょっと・・・。 | 3列目はないので家族が多くてこのクラスが欲しい人はホンダ フリードやトヨタのシエンタの方が良いかも。 |
日産 セレナ
排気量2000cc以下で良いなと思うのが日産 セレナです。新車価格は244万~となり、3年落ちのセレナは200万円前後となります。街中でも良く見かける車種なのでみつけやすい車でもあります。
3列目シートがある1BOXやミニバンと呼ばれるこのクラスはトヨタのヴォクシー、ホンダ ステップワゴンなどの類似車種が多いので迷いますよね。
細かな室内空間の差やエンジン性能はありますが、正直どれを選んでもそれほど大差はありません。ソリオの紹介の際に登場した1500ccクラスで、シエンタやフリードにも3列目がありますが、あくまで補助的なシートになります。
1501cc以上の車種はシートをすべて倒せば大人も足を伸ばして寝転ぶことができますよ。
私は仕事の関係上、ヴォクシー、セレナ、ステップワゴンすべて乗っている中で、あくまで個人的な意見ですがセレナが一番運転しやすく、動きが滑らかだと感じています。収納も丁度よい場所にある印象です。私がこのクラスで買うならセレナを選びます。
▼日産 セレナ(1997cc) 概要
新車価格 | 299.8万円~419万円 |
3年落ち中古車相場 | 180万円~400万円 |
車体寸法 | 全長4685mm×全幅1695mm×全高1860mm~ 全長4810mm×全幅1740mm×全高1865mm |
燃費 | 17.2~18km/L 23.4~26km/L(e-power) |
定員 | 4~7名 |
ここが特に良い! | 車内十分な広さ、ゆったり3列目シート!市場での数も多く、探しやすい! |
ここがちょっと・・・。 | e-power非搭載車(モーター補助で燃費が良くなる日産独自のシステム)だと実燃費が10km/Lを切る事も! |
発達障害の子供がいる場合は3列目がある方が良い
ADHDや自閉症スペクトラムなどの発達障害があるお子様がいる場合、予期せぬ行動を起こしてしまう事があります。
特にドアから近かったり運転席から近かったりすると、本人には悪気はなくとも、発達障害の特性上、予期せぬ運転妨害や、走行中急にドアを開けたりする事もありえます。
これは発達障害の子供の支援をしていてとても強く感じました。急に後ろから私の眼鏡をとろうとしたり、走行中に気になるものを見つけてドアを開けようとしたり、といった経験があります。
「2列目」というシートを挟むことで、子供の行動にワンクッションつけられる事ができ、それが事故防止につながります。子供の安全の為にもそういう対策は大事かと思います。
3列目にはドアがほとんどないので安心!
まとめ
いかがでしたでしょうか?どんな車が良いかイメージができてきたでしょうか?
まとめとしては
- 3年落ちの中古車が故障もしにくく安くて狙い目
- スライドドアがついている車が子育てに便利
- 大きすぎる車を無理して買う必要はない
- 発達障害の子供さんがいる場合、3列目のある車がgood!
となります。それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。