皆さんこんにちは!本日も発達障害等に関する学びや情報交換の場になることを願って投稿させて頂きます。今日のトピックは「子育て関係の手当一覧」についてです。
子育てに関する手当と聞いて何を思い浮かべますか?
多くの人が「児童手当」を真っ先に思い浮かべるのではないでしょうか。
実はその他にも子育てに関する手当はあります。
この記事では、子どもに関係する手当「児童手当」「児童扶養手当」「特別児童扶養手当」の3種類について解説していきます。
目次
子育てに関する手当一覧

子育てに関連する手当や給付金には以下のようなものがあります。
・児童手当
・児童扶養手当
・特別児童扶養手当
また、こうした手当以外にもコロナ禍の影響で給付金が受け取れる場合があります。
詳しくは下記をご覧ください。
2022年11月時点の情報でこのページは作成されています。
最新の情報は各省庁、自治体の情報を確認してください。
児童手当

まずは、児童手当についてご紹介いたします。
概要
対象 | 中学校卒業までの児童を養育している人 |
金額 | 年齢と所得によって変動 |
対象
対象となるのは、中学校卒業まで(15歳の誕生日後の最初の3月31日まで)の児童を養育している人です。
ただし、令和4年10月支払い分より、所得上限を超えた場合は、給付されなくなりました。
金額
児童手当の給付金額は、児童の年齢と家庭の収入により変動します。
年齢と所得別の給付金額を次の表にまとめました。

詳しい所得制限限度額および所得上限限度額は内閣府HPを参考にしてください。

申請方法
子どもが生まれた場合、他の市町村から転入した場合などは改めて申請が必要となります。
また、所得上限限度額を上回り一度支給されなくなった後、所得が変化し支給対象になった場合も申請が必要です。
申請とは別に、児童の住所や氏名が変わった時などは届け出が必要なので注意してください。
詳しい申請方法などは各市町村のHPを参考にしてください(横浜市)。
児童扶養手当

次に紹介するのは、児童扶養手当です。
概要
対象 | 高校生以下の子ども(法令が定める障がいのある場合は20歳未満)がいるひとり親 |
金額 | 43,070円(全額支給)~ 10,160円(一部支給)~ |
対象
父母が婚姻を解消した場合や死亡した場合に、児童などを監護している父母又は養育者に支給されます。
ここで言う児童とは、高校生以下(18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者)もしくは20歳未満で法令が定める障害がある人を指します。

金額
給付金額は収入や子どもの数で変化します。
たとえば、2人世帯(親子1人ずつ)で、収入が160万円以下の場合、全額支給の対象となり、43,070円支給されます。
この160万円という所得制限限度額を超えると一部支給の対象になり、支給額が異なります。
詳しい支給額はこちら(児童扶養手当制度の概要)参考にしてください。
また、こちらの手当は2カ月分をまとめて年に6回振り込まれます。
申請方法
新たに給付を始める場合、お住まいの自治体の窓口で申請が必要になります。
詳しくは、各自治体のホームページを確認の上、ご相談ください。(横浜市の場合)
特別児童扶養手当

最後に特別児童扶養手当を解説いたします。
概要
対象 | 20歳未満で障がい等級が1級もしくは2級の児童を家庭で養育している方 |
金額 | 1級 52,500円 2級 34,970円 |
対象
20歳未満で障がい等級が1級もしくは2級の児童を家庭で養育している方が対象になります。
ただし以下の場合などには支給を受けられません。
・所得制限限度額を上回る場合
・子どもが児童福祉施設等に入っている場合
・児童が障害を理由に厚生年金等の公的年金を受け取ることができる場合
障がい等級やその他詳細については自治体のページを参考にしてください(横浜市)。
金額
受給額は障がいの等級によって異なります。
ただし、この等級は障害者手帳の等級とは異なるので、注意してください。
1級の場合 月額52,500円
2級の場合 月額34,970円
(令和4年4月現在)
年に4か月ごとにまとめて振り込まれます。
申請方法
受給を始めるにあたり、各自治体に申請が必要になります。
詳しくは「特別児童扶養手当」を検索し、各自治体の情報を参照してください。(横浜市)
まとめ
この記事では、子育てに関する手当「児童手当」「児童扶養手当」「特別児童扶養手当」について紹介してきました。
中学生以下がいる家庭→児童手当
ひとり親の家庭→児童扶養手当
障がいのある子どもがいる家庭→特別児童扶養手当

改めて調べて自分が対象になっていることに気付いた手当はありませんでしたか?
受給漏れがないようにぜひご確認ください。