広汎性発達障害の疑いがある時はどうすれば良いのでしょうか。
その具体的な対処法をまとめます。

広汎性発達障害の疑いを感じた時の対処法

広汎性発達障害の診断を下すには、専門機関や医療機関で総合的な検査をしてもらうことが不可欠です。
自己判断は避け気になるところがある場合は専門機関に相談・検査を受けに行くことを推奨します。

特に、広汎性発達障害の場合、見た目から判断しづらいため、大人になるまで気づかないケースも少なくありません。
障害と知らず日常生活において辛い目に遭ってしまったり、集団生活の中でいじめにあったり自信をなくしてしまうなど辛い思いをする人も多く存在します。

早期に障害を発見した上で対応をすることによって、人生において感じる困難が少なくなります。
その上、早い段階で障害を理解して対応を打っておくことは、うつ病や精神障害など二次障害の予防にもなるので、少しでも広汎性発達障害である可能性がある場合は、その段階で対処することが大切です。

診断を受ける前に相談をするべき専門機関

医療機関での診断は、子どもの場合発達書湯がいの専門外来のある小児科や脳神経小児科、児童精神科等で行われることがほとんどです。
また、18歳以上の場合、精神科や心療内科で診断されます。

とはいえ、広汎性発達障害を診療できる専門の医療機関は未だ少ないのが現状です。
いきなり専門医を見つけるのは困難なので、障害かもしれないと疑問を持った場合、まずは地域の身近な専門機関で相談をすると良いでしょう。

子どもと大人では受けるべき専門機関が違うので、以下にまとめます。

子どもの場合

・保健センター
・子育て支援センター
・児童発達支援事業所
・発達障害者支援センター

大人の場合

・発達障害者支援センター
・障害者就業・生活支援センター
・相談支援事業所

知能検査や発達検査は児童相談所等で無料で受けることができる場合もありますし、障害について相談することもできます。
他に、発達障害者支援センターでも障害についての相談をすることができます。

自宅の近くに相談機関がないという人でも、電話での相談に乗ってもらうことができるので確認してみましょう。

上記の他に、児童精神科医師や診断をしてくれる小児科医師もいます。
各地域の「発達障害者支援センター」に相談をして、障害の疑いがあれば、そこから専門の医療機関を紹介してもらい納得のいく医療機関を選ぶようにしましょう。
担当者との相性も大切なので慎重になることが必要です。

広汎性発達障害の様々な症状がありますが、その症状には個人差が見られます。

なるべく早くそれらの特性に気づき、その人本人にあった環境を作ること、早期療育や適切な教育を行っていくこと、苦手な分野の対応方法を工夫することによって、特性を強みにすることもできます。
広汎性発達障害のある人の中でも、障害を特性として活躍している人は多くいます。

障害を特性として活かせるような環境づくりをすることによって、生活上の困難さを解消し、個性を生かして自分らしく生きましょう。