皆さんこんにちは!本日も発達障害等の学びや情報交換の場になることを願って投稿させていただきます。今日のトピックは「子育ての悩みについてのアンケート」です。
子どもを育てていると、こんな気持ちになることありますよね。皆どんなことで悩み、どんなふうに解決しながら子育てしているのでしょう?
ぜひ最後までこの記事を読んで、明るい気持ちで子育てに向き合っていただいたいと思います。
目次
子育ての悩みのアンケートからわかる皆の困りごととは?
まずは、子どもを育てている皆さんが子育てに関わる悩みがあるのかどうかの結果を見てみましょう。
このアンケート結果によると、2人に1人は子育てに悩みを持ってると言えます。
また、こちらのアンケート結果もご覧ください。
子育てにストレスを感じている方はなんと91%を超えています。
これらの結果から、子育てとは悩みやストレスが多いということがわかりますね。皆さん本当に日々お疲れさまです。
どんな悩みが多いのか?
では具体的に皆さんがどんなことで困っているのか見ていきましょう。
◇乳幼児の子どもがいる親
・子どもが小さいうちは睡眠不足が最も多い
・全てにおいて子どもに手がかかるため、自分の時間がない
・まだ子どもが言葉での意思表示が難しいので親の精神的な負担も大きい
◇小学生以上の子どもがいる親
・教育費にかかわる悩みが最も多い
・子どもの学習環境や学力、進路についての悩みが増える
・子どもの成長につれ、親と子の間の問題に加え、学校や塾などが関係する悩みが増える
こうして見ると、赤ちゃんの頃は睡眠不足やストレスに悩み、成長するとお金や学習、進路に悩むことがわかります。
子どもを育てるとは本当に大変なことなんですね。
子育ては悩んで当然?
さまざまなアンケートからわかるように、子どもを育てるという行為は悩みとは切り離せないものなのかもしれません。
手のかからない子がいい子だなんてそんなのは大きなまちがいですよ。
人生のどこかで、親は子どもにたっぷり手をかける必要があるんです。
小さいころに手をかけさせてくれる子が本当はとてもいい子なんです。
佐々木正美 2018年 「育てにくい子」と感じたときに読む本
今、悩んでいてとても辛い状況にいる方もいらっしゃるでしょう。
いつかこの日々を懐かしいと思える日がやってくると信じましょう。
悩みは1人で抱え込まないようにしよう
悩んで当然とはいえ、ずっと心に重たい悩みを抱えながら子どもたちと向き合うことはお互いにとって良くありませんよね。
悩みは1人で抱え込んでいるとどんどん孤独になっていってしまいます。
・悩みや困りごとを1人で抱えない
・誰かに相談する
▼こちらの動画では育児ノイローゼにならない方法5選が紹介されています。その中の1つとして「悩みを誰かに話す」ということが挙げられています。
▼こちらの記事では、子育て中に孤独を感じた時の対処法について書かれていますのでぜひ読んでください。
それを抱え込まずに共有することが大切なんですね。
解決に近づくためにできること
では、悩みを抱え込まず解決につながるためにできることについて考えましょう。
子どもの発達の悩みに対してできること
特に小さいうちは子どもの発達に心配が尽きません。少しでも気になることがあれば誰かに相談しましょう。
保健センターへ相談
やはり頼りになるのは専門家です。保健センターでは子どもたちの相談や親の悩みなどを聞いてくれます。
まずは電話をしてみるといいでしょう。保健師さんが相談にのってくれ、必要に応じて医療機関につなげてくれることもあります。
▼こちらは横浜市福祉保健センターの一覧です。横浜市各区役所福祉保健センター福祉保健課
ペアレントトレーニングへ参加
ペアレントトレーニングという言葉を聞いたことはありますか?
・子育てに悩みを抱える親のためのワークショップのようなもの
・同世代の子どもを持つ親たちが何人か集まる
・講師の話を聞いたり、お互いの悩みについて話し合ったりする
・新しい知識やすぐ実践できる方法を知れる
・悩みを共有し合うことで親同士のつながりや仲間意識をもつことにつながる
子どもの発達に詳しい先生の話を直接聞いたり、多くの人と困り事を共有したりすることはとても良い機会になると思います。
自分の子育てを変えたくて参加した。
子どもの「行動」に注目して褒めることを意識するようになると、子どもの反応が変わった。
先生とのやりとりで楽しく自分の視点を変えることができた。
参考:カウンセリングとソーシャルワークのさんぽ幸せ研究所
定期的にペアレントトレーニングを開催している自治体が多くあります。
詳細については各自治体の保健センターに問い合わせてみてください。
▼横浜市の方はこちらを参考にしてください。
SNSで情報収集
今の時代欠かせないのがSNSですよね。子育てをしている人の中で多くの人がSNSを通して情報を発信しています。
何か困ったらまずスマホで調べるというのは日課になっているのではないでしょうか?
専門家による発信もありますし、先輩ママの経験談は何よりも強い味方ですよね。
こちらは、妊活・妊娠・出産・子育てなど多岐にわたっての疑問や悩みを解決できるサイトです。多くの人の体験談やコラムが読めます。アプリ版もあります。
こちらは子育ての情報サイトです。年齢や発達別にまとめられた教育コラムを読めたり、サポートしてもらえる施設を検索できたりと充実しています。
▼こちらは、助産師として、母として発信している方のチャンネルの動画です。Web相談も受け付けているので参加にしてください。
子どもの教育費や学習の悩みに対してできること
子どもはどんどん成長していきます。それと同時に悩みの種類も変わってきますね。
お金のことはファイナンシャルプランナーに相談
子どもを育てるのに絶対必要なのがお金です。お金についてもプロに相談するのが1番安心です。
オンラインで気軽に相談できるサイトもあるのでチェックしてみてください。
必要な教育資金、準備方法、各家庭の家計に合わせた資金計画についてわかります。無料でオンライン相談ができます。
毎月いくら貯めればいいのか、公立と私立の学費はどのくらい違うかなど、ファイナンシャルプランナーから具体的なアドバイスがもらえます。
サイト内ですぐ診断できるコーナーもあります。
塾や家庭教師に頼る
学習環境や学力のことも頭を悩ます種ですよね。勉強のことに親が口を出し過ぎても良くありません。
第三者の立場として勉強を教えるプロの先生の力を借りましょう。
塾の5分の1の料金で、お子さんの学習環境を整えたりやる気を導く指導がしてもらえます。
家庭教師なら送り迎えが必要ないですしオンラインでコロナ禍でも安心です。1ヶ月の無料体験もあります。
こちらは発達障害のあるお子さんの特性に合わせた学習を受けられる家庭教師の紹介です。
一人一人に合う勉強法がわかるかどうかでお子さんのやる気に直結しますよね。無料体験もあります。
神奈川県にある1人1人の得意や苦手に合わせた個別のカリキュラムで指導をしてもらえる塾です。発達障害や学習障害のある子どもたちの学ぶスピードに合わせた対応が可能です。
▼こちらの動画では、小学生の難しい年頃の子どもの心理や関わり方について紹介されています。とても参考になりますのでぜひ視聴してください。
子どもの成長に合わせて関わり方も工夫していく必要があるということですね。
親も悩みながら成長していくことが大切ですね。
まとめ
- 子育てをしている人の多くが悩みやストレスを抱えている
- 子どもの発達段階によって悩みの種類も変わってくる
- 親に手を焼かせる子どもが困った子というわけではなく、どの子もいつかは親を悩ませることになるので悩んで当然と言える
- 悩みは1人で抱え込まないことが大切
- 悩みを解決するためにできることとして、専門家に頼ったり先輩ママの体験談から学んだりさまざまな方法がある
子どもを育てることは一筋縄ではいきません。誰もが悩みを抱えています。
1人で抱え込まずに解決する方法を実行し、大切なお子さんとの時間を前向きに過ごしてくださいね。