皆さんこんにちは!本日も発達障害等に関する学びや情報交換の場になることを願って投稿させて頂きます。今日のトピックは「子育て 喧嘩」についてです。
みなさんの家庭では子どもができて、夫婦間での関係はどのように変化しましたか?
今回は夫婦間で起きる喧嘩の原因を紹介し、どうすれば夫婦間の関係が良好になるかについて解説していきます。
目次
夫婦喧嘩の実態と子育て中の喧嘩の原因について
まずは夫婦喧嘩について解説し、その後子育て中の喧嘩について説明していきます。
夫婦喧嘩の実態
まずは世間の夫婦喧嘩の実態についてです。
2021年にジブラルタ生命保険株式会社が、20歳~69歳の既婚(事実婚含む)男女2000名に「夫婦喧嘩・パートナーとの喧嘩を何回くらいしたか」調査したところ、結果は下記のようになりました。
0回:25.1%
1回:14.4%
2回:10.8%
3回:10.5%
10~19回:13.7%
30回以上:8.9%
平均は13.4回
このアンケートを見る限り、およそ7.5割以上が夫婦間で喧嘩をしている事になります。
原因についても2021年にジブラルタ生命保険株式会社のアンケートの調査から紹介します。
夫婦喧嘩の原因ベスト5は下記の通りです。
家事:22.7%
家計:17.8%
生活時間(夜更かし・帰宅時間など):15.0%
子どもの教育・勉強:13.7%
嘘・隠し事:11.0%
1位は家事となっています。
また今回紹介する子育てに関する夫婦喧嘩は全体で4位となっています。
では子育て中の喧嘩はなぜ起こるか深掘りしていきます。
子育て中の喧嘩の原因
子育て中の喧嘩はどんな原因で起こっているのか、今回はよくある例を3つ紹介していきます。
・出産後子育てに参加しない夫
・教育方針の違い
・妻が少しのことで怒り出す
出産後も子育てに参加しない夫
まずは出産後に子育てに参加しない夫です。
産後に子どものことは妻に任せっきりで、産後前と変わらず帰りも仕事や飲み会で遅くなるパターンです。
平日は仕方ないにしても土日も仕事で疲れたと言い全く子育てに参加せず、喧嘩が始まることもあるそうです。
教育方針の違い
続いて教育方針の違いです。
これは夫婦どちらも子どもを思ってのことですが、例えば夫は「子どもがやりたい習い事をさせればいい」と思っていて、妻は「たくさんのことを体験させたい」と思っているなどの意見の違いから喧嘩が始まるみたいです。
どちらも違う家庭で育ったので方針が異なるのは仕方ないですが、いざ子育てとなるとお互い譲ることができずに言い合いが始まってしまうのです。
妻が少しのことで怒り出す
最後に妻が出産後少しのことで怒り出すについてです。
これは産後に、一日子どもにつきっきりの妻が疲れ果てて、夫に対して少しのことでイライラして怒ってしまうケースです。さらにこれに便乗して仕事で疲れた夫も怒って大喧嘩に発展することもあります。
後で考えれば大したことではないのに大きな声をあげて怒ってしまったことに後悔する方も多いです。
子育て中の夫婦喧嘩を減らすには?
喧嘩を減らすには下記の3つが大切になってきます。
・お互いへのリスペクト
・自分の時間をしっかり作る
・頼れるところはなんでも頼る
一つ一つ解説していきます。
お互いへのリスペクト
まず一番大切なのがお互いへのリスペクトです。
妻は1日中子どもと過ごして自分の時間などほぼないです。子どもの世話と家事の両立でくたくたです。夫は夫で一日中家計を支えるため仕事をして、時には苦手な上司と飲み会に行かなければならないこともあります。
このようにお互い家庭のために頑張っています。
まずはこの事実を受け止めて、妻に対して「家にいて何もしていない」とか、夫に対して「子育てもロクにしないで」とか言わないようにするのが大切です。
しっかり自分ができるところは手伝いながら、お互いにリスペクトすることを意識するのがいいです。
自分の時間をしっかり作る
続いては自分の時間をしっかり作るです。
やはり自分の時間を作るのは大切です。これは夫も妻もどちらにとっても大切です。
どちらも平日は家事と仕事で自分の時間が持てません。かといって土日も家にいて子育てだけをしていると自分の時間は全く作れないです。
土日交代交代で育児をするなど工夫して、お互い自分の時間を持って、時にはリラックスすることも必要です。
これにより日々のイライラなどは解消され、喧嘩の頻度は減ります。
頼れるところはなんでも頼る
最後は頼れるところはなんでも頼るです。
自分の時間をしっかり取るにも繋がりますが、周りの家族であったりベビーシッターなどは積極的に活用するのが重要です。
サイト名 | 利用料金 | 入会金 | 年会費 |
ジャパンベビーシッターサービス | 1時間3,850円(税込)~ | 11,000円(税込)+手数料550円~ | 13,200円(税込) |
メアリーポピンズ | 時間1,705円(税込)~ | 22,000円(税込) | 3,300円(税込) |
ポピンズシッター | 1時間2,200円(税込)~ | 無料 | 無料 |
お互いが子どもから離れることで余裕ができて、子どもへの方針などを考え直すいい機会にもなります。さらに余裕ができれば相手の意見をしっかり聞くこともできます。
なので頼れるものはしっかりと頼り、二人の時間を定期的に作るようにすることが重要です。
発達障害を持つ子どもがいる場合は特に注意
最後に発達障害を持つ子どもがいる場合の夫婦喧嘩についてです。
福井大学とハーバード大学の調査によると日常的に両親の暴力や暴言を見聞きしてきた子どもたちは、脳の視覚野の一部が萎縮しているとのことで、記憶力や学習に影響が出る可能性もあるとことです。
発達障害の子どもはコミュニケーションが苦手であったり学習に遅れがあるケースが見られます。夫婦喧嘩を見ることにより、さらに悪影響を与えるのは避けたいことです。
日頃から夫婦喧嘩を起こさないことを意識して先ほど紹介した喧嘩を減らす方法を試すようにしましょう。
まとめ
子育ての夫婦喧嘩はゼロにするのは正直難しいです。しかし意識して減らすことは可能であると思います。
子どものため、夫婦が仲良くするために、できる限りお互いに気を遣いながら協力し合い、周りに頼ることを意識するのが大事です。
皆様の家庭が少しでも明るい家庭になることを願います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。