皆さんこんにちは!本日も発達障害等に関する学びや情報交換の場所なることを願って投稿させて頂きます。今日のトピックは「発達障害 吃音」についてです。

発達障害と言えば、ASD・LD・ADHDが知られていますが、吃音も発達障害の1つです。

しかし、実際はあまり目立っていないようです。なぜなのでしょうか?

それは「言葉に詰まるくらい…大げさな」のような周囲の誤解があります。さらに「吃音は恥ずかしい」と子供やお母さん自身が思い込み、隠そうとするのも原因です。

その結果、不安な気持ちを誰にも相談できずに困っていませんか?

でも安心してください。

今回は、そんな不安な気持ちから、抜け出して欲しくて投稿しました。実は私自身も吃音を抱えています。当事者だからこそ、伝えられる事もあります。どうか最後までお付き合いください。

吃音を持つ子供たちの見えない苦労

発達障害 吃音

「発達障害と言えば?」と聞かれると、ADHD・ASD・LDなどが頭に浮かびませんか。ネット・テレビ・書籍でも数多く取り上げられていますよね。

一方、吃音はどうでしょう。

幼児期の20人に1人は吃音と言われています。この割合はASDやLDより高く、 ADHDの半分程度という海外の調査結果もあります。

他の発達障害と同じくらい注目されても良さそうですよね。

しかし、あまり目立たない存在ではないでしょうか。そもそも「発達障害なの?」という声も聞きます。

さらに「時々言葉に詰まるだけ。大したことではないよね」と軽く思われがちです。しかし、スムーズに言葉を出せないことは、子供たちに相当のプレッシャーとなっています。

吃音の具体例・特徴

ここで、吃音者の見えない苦労を具体的に紹介してある動画をご覧ください。

この動画に「吃音を持つ1人の学生」が登場します。そして、次のような切実な悩みを打ち明けてくれます。

  • 人前での音読やスピーチで困った。
  • 友達に気づかれないように、話し方を工夫している(すごく大変)。
  • 就職での面接が不安で仕方ない。
  • 吃音の不安を人に相談できない、言えない辛さを抱えている。

「そんな大げさな」と思われる方もいるでしょうが本当です。動画の中でもありましたが、私も吃音を持っているので、学校での音読は苦痛でしたね。

さらに「以外と知られていない吃音の特徴」をまとめてみました。

  • 歌を歌う時は、なぜか詰まらない。
  • 1人で朗読する時は詰まらない。
  • 特定の音で詰まる(私の場合は「あ行・か行・た行」です)。
  • 電話は苦手(多くの吃音者の特徴です)。
  • 吃音には波がある(調子の良いときはスラスラと話せる)。
  • 話の途中で聞き返えされると詰まってしまう(一瞬フリーズ)。
  • 相手の顔を見て話をするのが苦手(詰まったらどうしようと不安になるから)。

いかがですか。「本当に?知らなかった」という方もいるでしょう。特に「波」があることは知らなかった人も多いのではないでしょうか。

でもその事が「気持ちの問題・練習不足」と誤解されてしまう原因にもなります。吃音って、本当に厄介ですね。

吃音の当事者による体験談〜私と吃音〜

ここで、吃音の当事者である私の体験談を紹介します。

私が吃音を初めて意識したのが、小学2年生の国語の「詩」の授業でした。授業中、先生が「詩を読んでください」と私に言いました。

その詩は「あおい空…」から始まります。しかし、その最初の音「あ」が出て来ません。しばらく、いやな沈黙が続きます。

しばらくして、先生は「もういいです。次の人読んであげて」と言いました。

恥ずかしくて情けなく感じたことを覚えています。それ以来、私は、授業で音読を当てられることにずっと不安を抱えるようになりました。

さらに、友達と話すことにも不安と緊張を抱えるようになり、自分から友達に話しかけることもせず、聞き役に徹していました。

「…(その話は自分も知っている。でも、言葉に詰まりそうだから、黙っていよう)」これは、よくある「私の日常の一コマ」だったのを覚えています。

1人でいる方が楽なので、自分から友達を誘って遊ぶことはしませんでした。その結果、人とのコミュニケーションや社会のルール・礼儀を学ぶ機会・経験が少なかったです。

社会人になってから、会社の上司や同僚と上手くコミュニケーションが取れずに悩んだことが何度もありました。

幸い、私の吃音を受け入れてくれる会社の同僚や家族に恵まれたので、なんとか社会生活を送れています。

しかし、より深刻に悩んでいる人の中には、吃音のために社会からの孤立、引きこもりやうつ、さらには社会性不安障害を併発する人もいると聞きます。

「たかが吃音」と軽く考えない方が良いかもしれませんね。

吃音を正しく理解する~知識編~

発達障害 吃音

まずは、吃音に対する正しい知識を学び、誤解を無くすことから始めましょう。

定義

吃音とは、言葉が滑らかに出てこない発話障害の1つです。

世界保健機関(WHO)の診断基準「ICD-10」では「通常小児期および青年期に発症する行動および情緒の障害」に分類されています。

日本では「発達障害者支援法」に基づいて発達障害に分類されています。

吃音は「発達性吃音」と「獲得性吃音」に分類され、全体の9割は発達性吃音です。今回の記事では「発達性吃音」について解説しています。

獲得性吃音

「脳損傷や神経学的疾患」や「心的なストレスや外傷体験」が原因となって青年期(10代後半)に発症します。

チックとの違い

チックと吃音を混合されることがありますが、両者は全く別の発達障害です。詳しい説明は「発達障害情報・支援センター」を参照してください。

発症

5歳までに出始める場合がほとんどで、約8%の幼児(2~5歳)が発症します(参考:国立障害者リハビリテーションセンター研究所)。

その後、成人するまでに多くの症状が消失したり軽くなります。しかし、成人後も症状が残る場合があり、全人口の約0.8%が吃音です。

吃音の原因~他の発達障害との関係~

「ADHD・ASD・LDなどの発達障害を持つ子供は吃音になりやすい?」「吃音と発達障害との間に関係はあるの?」という疑問を持つお母さんがいます。

国立障害者リハビリテーションセンター研究所のHPには、吃音の原因として次のような説明があります。

以下の3つの要因がお互いに影響し合って発症すると言われています。

・体質的要因(子ども自身が持つ吃音になりやすい何らかの特徴)

・発達的要因(身体・認知・言語・情緒が爆発的に発達する時期の影響)

・環境要因(周囲の人との関係や生活上の出来事)

引用:国立障害者リハビリテーションセンター研究所

つまり、吃音の詳しい原因はまだ分かっていません。そのため、ADHD・ASD・LDなどの発達障害と吃音との関係も明らかになっていないのが現状です。

発達障害の特性が、吃音に似た話し方を引き起こす?

先ほど、吃音と他の発達障害との関係は、明らかになっていないと説明しました。

しかし、発達障害の特性が「言葉に詰まる・言い直す・言葉が出ない」などの吃音とよく似た話し方を引き起こす場合があります。ADHD・ASD・LDについて説明しますね。

ADHD:落ち着きなく、よく考えずに、思いついたことをパッと発言してしまうのが特徴。頭の中で整理する前に言葉に出すので、言葉を間違ったり、言葉に詰まったりすることがある。

ASD:コミュニケーションが苦手であることが多く、言葉や会話の発達が周りの子供に比べて遅れがち。そのため、自分の想いを上手く言葉として表現することが難しく、会話がたどたどしくなることがある。

LD:教科書などの文章を読むことが困難が場合がある。そのため、授業で音読を求められても、言葉に詰まったり、言い直したり、スムーズに読むことが苦手。

いかがでしょうか。一見すると吃音と間違ってしまいそうになりますよね。それぞれの発達障害の特性をよく理解して、子供の対応に当たることが大切です。

以下の記事には、ADHD・ASD・LDに関する特徴と接し方のポイントがまとめられています。よろしければ、参考にしてみてください。

吃音の特徴

吃音は年齢に従って変化「進展」することが知られています。個人差はありますが、一般的な例を紹介しますね。

就学前

就学前は「吃音に対する自覚がない」ことが多いです。そして、この時期の吃音の特徴は「連発」と「伸発」です。

  • 連発:「お、お、お、お母さん」のように、初めの音を繰り返す。
  • 伸発:「お~〜かあさん」のように、初めの音を不自然に引き伸す。

就学後(小学生の低学年)

上手く話せないことを意識するようになるも、ネガティブに感じるほどではありません。この時期の特徴として「難発」と「随伴行動」があります。

  • 難  発:「・・・・」のように、言葉が出てこない(ブロック)。最初の言葉が出ると、その後は言葉が出てくることが多い。
  • 随伴行動:「手足をふる、足で床をトンと踏む」など、勢いをつけて言葉を出そうとする。

就学後(小学生の高学年)

この頃になると、周囲の友達と比べるようになり、吃音を「恥ずかしい、かっこ悪い」と意識し始めます。その結果、吃音を隠そうする、悟られないようにする「工夫(助走・置き換え・回避)」がこの時期の特徴です。

  • 助  走:「あのー、えーと」などの空語句を用いて、滑らかに話し出すタイミングを探る。
  • 置き換え:言葉に詰まりやすい言葉を、別の言葉に言い換える。
  • 発話回避:本当は知っているのに、言葉に詰まるのが嫌なので「分かりません」と言ったり、発言そのものを避ける。

思春期

この時期になると、吃音はより深刻な悩みとなり、社会参加やコミュニケーションを避けることが増えます。生きづらさを感じて、自己肯定感が低くなります。この時期の特徴は「場面回避」です。

  • 場面回避:そもそも話す場面を避ける。例えば、友達と一緒に出かけるのを避けたり、飲食店に入るのを避けたり(注文するのが怖い)する。

「言葉に詰まる」ということだけですが、その子供の成長に大きな影響を与えることが分かりますね。言葉に詰まることを常に意識しながら生活を送ることは大変です。

ここで一息いれましょう。

*この動画は、海外のアーティスト(エド・シーラン)から吃音で悩んでいる子供たちへのメッセージです。彼自身も吃音で子供の頃は悩んだそうです。良かったら視聴してみてください。

治療について

発達障害 吃音

もし、吃音を抱える子供に治療を受けさせたいと思ったら、どこに行けば良いのでしょうか?

「そう言われると、分からない…」というお母さんも多いのではないでしょうか。

言語聴覚士

もし、子供に治療を受けさせたいのであれば、言語聴覚士のいる医療機関を探してみましょう。

言語聴覚士とは、病気や加齢、生まれつきの障害などによって、会話や発声、食事などがうまくできない人に対し、必要な指導、アドバイス、訓練を行う専門職です。活躍の場は主に医療機関や福祉施設ですが、近年では教育の現場にも活躍の幅を広げています。

引用:日本福祉教育専門学校

ただし、言語聴覚士はすべての医療・福祉機関にいるわけではありません。

例えば、病院の場合、耳鼻咽喉科やリハビリ科、小児科や神経内科、心療内科など、 相談窓口は病院によって異なります。また、地域によっては保健センターや児童発達支援センターなどにいる場合もあります。

もし、言語聴覚士に相談したい場合は言語聴覚士協会に問い合わせると良いでしょう。

リッカムプログラム

オーストラリアで開発された行動変容に基づく幼児の吃音治療プログラムです。

日本では、言語聴覚士向けにリッカムプログラムの臨床研修会が行われており、リッカムプログラムを扱う医療機関も増えているようです。対象年齢は6歳までとされています。

リッカムプログラムの内容を解説した記事がありましたので紹介しますね。

流ちょうに話せたときはほめたり、「いまのどうだった」などと自身の評価を聞いたりする。明らかにつまったときなどには「ちょっと疲れてたね」などと指摘し「さっきのすらすらでどうぞ」と言い直しを促す。指摘よりも褒める頻度を増やすことが重要ともいわれる。言語聴覚士がかける言葉の内容やタイミングなどを家族に定期的に助言しながら進める。

引用:NIKKEI STYLE ヘルスUP 病気・医療

リッカムプログラムに興味のあるお母さんは、言語聴覚士のいる医療機関に尋ねてみてください。

環境調整法

環境調整法とは、吃音に対するネガティヴな感情(ストレス)を少なくし、自然な発話(子供が自由に感情や意思を表現すること)を多く体験させる治療法です。

特に、吃音症状が出始めた初期に効果が高いと言われています。

もし「うちの子は吃音かもしれない」と思ったら、早めに言語聴覚士に相談してみてください。

メトロノーム法

メトロノームのリズムに合わせて発話をする治療法です。リズム発話法とも言われます。

ツイッターのコメントにもあるように、効果的な治療法の1つかもしれませんね。

メトロノームを使った話し方の練習動画は「ツイッター内のリンク」からどうぞ。

吃音を持つ子供への支援のポイント~お母さんにできること~

発達障害 吃音

言語聴覚士などによる治療の効果には個人差があります。

そのため、治療に重点を置き過ぎないようにしましょう。

そうしないと「これだけ頑張っているのだから、きっと吃音は治るはずだ」「なんで治らないの?」「まだ、努力が足りないのかな?」と子供に余計なプレッシャーを与えてしまうことになります。

これでは、返って逆効果ですよね。だとすれば、お母さんにできることは何でしょうか。今から、吃音を持つ子供へ支援のポイントを紹介します。

本人への支援

吃音を持つ子供への支援で一番大切なことは何だと思いますか?

それは、話すことの楽しさや相手に伝わったという自信「成功体験」を子供にたくさん経験させることです。

この成功体験の積み重ねが、話すことへの意欲や自己肯定感を育みます。吃音を理由に、社会参加や友達付き合いを回避することを防ぎます。

それでは、お母さんにできることは、何でしょうか。

それは、お母さんとの会話を通して、吃音を含めたありのままの話し方を認めて、安心して話せる雰囲気を作ることです。

もう少し具体的に説明をしましょう。子供との会話でお母さんに注意してほしいのは次の3つです。

「話し方」より「話す内容」に関心を持つ

「お、お、おかあさん」って子供が話しかけてきたら「ゆっくり話してごらん」「落ち着いて」とアドバイスしてしまいますよね。

子供を心配するあまり、つい言ってしまうかもしれません。その気持ちはよく分かります。

でも、吃音を抱える子供には、アドバイスがプレッシャーになっているかもしれません。

子供が安心して話せる雰囲気を作るためには、子供の「話し方」より「話す内容」に関心を持つことが大切になります。

最後まで聞く

言葉に詰まりながらも子供が話していたら、つい途中で口を挟んでしまうことってよくありますよね。

おそらく、こんな理由があるのだと思います。

  • 話の内容がよく聞き取れなかったので質問した。
  • 子供が話したい内容を先回りして、話の内容を確認した。

いずれにしても、言葉に詰まって困っている子供を助けようとしているのですよね。よく分かります。

しかし、最後まで話せた満足感と相手の伝わった感が「子供の成功体験」となります。

そのため、ぐっとこらえて、途中で口を挟まずに最後まで聞きましょう。そして、子供が話終わったら「~だったね」と話の内容を要約して伝えてみてください。


どれも、特別なスキルや知識は必要ありません。一番大切なポイントは「話し方(吃音)」に注目するのではなく「話の内容」に耳を傾けて聴くことです。

とは言え、慣れない間は大変だと感じるでしょう。焦らずに、1つずつ出来そうなことから、取り組んでみてくださいね。

周囲の人たちへの働きかけ

周囲の人たちに「吃音に対する正しい知識や関わり方」を伝えておくことは大切です。

特に、相手が子供の場合「何でそんな話し方するの?」「みんなと違って、変わってる」「ふざけてるの?」と悪気なく話してしまいます。

もし、友達が「〇〇くんは、どうして話し方が変なの?」と聞いてきたときは「吃音と言って、わざとじゃなんだよ」「一生懸命に話しているから、最後まで聞いてあげてね」と説明してみてください。

また、子供が学校に通っている場合、担任の先生に吃音に対する知識を伝えて、先生から教室の子供たちに説明してもらうのもオススメです。

チラシを活用してみよう

NPO法人全国言友会連絡協議会では、家族や周囲の人たちに、吃音に対する理解・対応法をまとめたチラシを3種類作成してあります。

・吃音リーフレット(幼児編)
・吃音リーフレット(学童編)
・啓発パンフレット「知っていますか?吃音」

ダウンロードは無料です。ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

吃音症カード(ヘルプマーク)

周囲の人たちに、その都度「子供の吃音」についてお母さんが説明するのって、結構大変ですよね。

そもそも、いつもお母さんが子供と一緒にいるとも限りません。だからと言って、吃音を持つ子供自身が周囲の人に説明するは、ちょっと難しいですよね。

そんな時「吃音カード」を利用するのはどうでしょうか。

社会参加や友達付き合いへのハードルを下げることができるかもしれません。ツイッターで紹介した吃音カードを参考にして、作ってみるのもいいですね。

注意

以前はダウンロードできたのですが、現在はそのサイトにアクセスできずダウンロードもできなくなっています。

ちなみに「吃音カード」と似たような趣旨で作られた「ヘルプマーク」というのがあります。詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。吃音カードを作りたいと考えているお母さんの参考になりますよ。

相談先

発達障害 吃音

吃音に限らず、発達障害は見た目には分かりづらい障害です。そのため、周囲からの理解を得られずに、孤立してしまうケースも珍しくありません。

だからこそ、積極的に相談をすることを強くオススメします。子育てはチームプレーで取り組みましょう。

今回は、知っておきたい「吃音に関する相談先」を3つ紹介します。

ことば(ときこえ)の教室

話すこと、聞くことの基本となる「ことば」と「きこえ」に不安を抱える就学児を指導・支援する教室です。具体的には次のような心配ごとがある子供を対象としています。

「ことばについての心配」

  • 発音が正しくできない。
  • ことばがなめらかに出ない。
  • ことばの発達が遅れている。
  • 読み書きに謝りが多い。

「聞こえについての心配」

  • 名前を呼ばれても気づかない。
  • 聞き誤り、聞き返しが多い。

詳しく知りたいお母さんは、子供が通っている学校に相談をしてみてください。未就学児の場合、お住まいの地域にある教育委員会に問い合わせましょう。

言友会

吃音(きつおん)のある人のセルフヘルプグループです。2019年10月現在、32の都道府県に活動拠点があります。興味のある方はNPO法人全国言友会連絡協議会のサイトからお願いします。

日本吃音臨床研究会

本会は、吃音者とその家族、言語聴覚士やことばの教室の担当者、さらには人間関係やコミュニケーションに関心のある人々が参加する研究会です。

主な活動内容は以下の通りです。

  • 現場のスタッフに役立つ講習会、吃音児の親向けの相談会、各種セミナーの開催。
  • 吃音親子サマーキャンプの開催。
  • 吃音ホットライン(電話相談)。

特に電話相談はオススメです。話を聞いてもらえるだけでも、不安な気持ちが和らぎますよ。興味のある方は日本吃音臨床研究会からどうぞ。


横浜市で活動している「運動・学習療育アップ」では、発達障害に関する豊富な知識と経験を兼ね備えたスタッフが、お子様の子育てをサポートしています。

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子育てに役立つヒントが見つかるかもしれません。

同じ悩みを抱えているお母さんと知り合える機会もあります。

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まとめ

いかがでしたか。

子供の吃音は、何もせずに放っておくと、コミュニケーションや社会参加を避けるようになります。子供たちの健全な成長の妨げになるかもしれません。

とは言え、治療に重きを置き過ぎると苦しくなってしまいます。現段階では、明確な治療法が確立されていないからです。

大切なことは、話すことの楽しさや相手に伝わったという自信「成功体験」を子供にたくさん経験させることです。

そして、一人で悩まずに相談機関を利用してください。こころの支えとなる理解者の存在は大切ですよね。

今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。