皆さんこんにちは!本日も発達障害等に関する学びや情報交換の場になることを願って投稿させて頂きます。今日のトピックは「子育て 飽きた」についてです。
子供を出産した時は、喜びとワクワクでいっぱいだったのに、いざ子育てが始まると毎日大変でヘトヘトになってしまいますよね。
楽しみだった子育てがいつの間に苦痛になってしまい、「子育て飽きた!」となってしまう方もいるかもしれません。
今回はなぜ子育てが飽きたと感じてしまうのか、そう感じた時にどうすれば良いのか紹介していきます。
目次
子育てに飽きた理由と改善策
子育てに飽きる理由は人それぞれですが、飽きたと感じてしまった先輩ママ達はどのような理由だったのか見てみましょう。
変化が少なくなって刺激がなくなった
子育てを始めたばっかりの頃は、子供がどんどん成長していって変化が多く刺激的な日々が続きますが、ある程度になると大きな変化があまり見られなくなります。
最初の1年は、初めて寝返りを打った。初めてハイハイした。初めて立った。初めて声を出した。などなど
初めてがいっぱいで親もドキドキ、ワクワクします。
この後も色んな初めてが待っているのですが、1歳までの変化と比べるとゆっくりになります。
すると、刺激が急に少なくなり飽きたと感じてしまうことがあります。この悩みは子供が大きくなればなるほど出てきそうですね。
子育てママの相談サイトでも変化がなく飽きたと感じている方がいます。
すごい飽きる。
毎日毎日変化の少ない日常。
なんの刺激もなく、ただただ自分がバカになっていくのを感じる。
自分てなんなんだろうって思う。
子育てに関する情報満載!ママの情報プラットサービス【ママスタ】より引用
自分で変化を見つける
目覚ましい変化がなく飽きたと感じてしまった時は、自分で変化を探してみましょう。
何気ない子供の行動を観察していると、予想もしない動きをして面白かったり些細な成長を発見できたりします。
子供の様子を記録してみるのも良いですね。ふとした時にスマホのカメラで動画を録ってみると後で見返すこともできるのでお勧めです。
データを分析したりするのが好きな方は、オムツの取り換え回数やミルクを飲む時間など、数値化できるのを記録してみるのも面白いです。
目には見えない子供の成長を実感できます。
ずっと独り言を言っている気分になった
子供の反応がなくて飽きてしまうこともあります。
初めのうちは声を掛けても反応は少し動くだけで、当然言葉も話せないので質問しても返事はありません。
同居しているパートナーや家族などの話し相手が居れば良いのですが、一人で育児をする場合は一日中独り言を言っている気分になってしまうので、気が滅入ってしまいます。
子供が言葉を話せるようになってくると、どんどんコミュニケーションが取れるようになって、自然とこの悩みは解決します。
しかし、赤ちゃんの時から目を合わせようとしてくれないなど、極端に反応がない場合は注意が必要です。
発達障害である可能性があります。次のようなことが当てはまる場合は、健診の時に相談してみましょう。
- 目を合わせようとしてくれない
- 人見知りをしない(親を含め誰に抱っこされても泣かない)
- 後追いしない
- 小さな音や光に敏感、嫌がる
赤ちゃんがハイハイなどで動けるようになると、親の姿が視界からいなくなった時に移動して探し始めることです。親に愛着が湧き、いなくなると不安になるために起こします。いなくなってもすぐ戻ってくることを理解すると落ち着きます。
生後6か月~9か月頃から始まり1歳半~2歳頃まで続くことが多いです。
全て当てはまるからといって必ずしも発達障害であるとは限りません。発達障害であったとしても適切な治療や療育で症状は抑えることができます。
発達障害の子供の特徴についてはこちらの記事で紹介しています。
自分のやりたいことができなくなった
子育て中は忙しくて友達と遊びに行ったり仕事をしたりすることができません。
気分をリフレッシュできず、子育て飽きたとなってしまう方もいます。
たまには自分のやりたいことをしたいですよね。
他の人の手を借りる
子供が小さいうちは、パートナーや家族に世話を頼まないとやりたいことができません。
協力をお願いしてみましょう。しかし、中々協力してくれない人もいますよね。
そんな時はベビーシッターなどを使うのも一つの方法です。
お金が掛かるので敬遠されがちですが、今では1時間1,000円~くらいで頼むことができます。
少しだけでも自分の時間を作ることで、気分がリセットされて新鮮な気持ちで子育てができるかもしれません。
こちらのサイトでは明日からでもベビーシッターを頼むことができます。
子供と一緒に好きなことをやる
子供がある程度大きくなったら、自分がやりたいことを子供と一緒にやってしまいましょう。
好きなアーティストがいる方はライブのDVDなどを子供と一緒に観ましょう。
子供は歌や踊りを覚えたり真似したりするのが好きなことが多いので、勝手に踊りだすようになるかもしれません。
気が付くと子供もそのアーティストのファンになっていたということもあります。
スポーツが好きな方は好きなスポーツを、オシャレが好きな方は子供と一緒にオシャレを。
子供の遊びに付き合うだけでなく、子供に親の遊びに付き合ってもらうことで、親も楽しいし、子供も趣味を持つことができるので、一石二鳥です。
履歴書などの趣味・特技の欄に書くことがなくて困ったことはありませんか?
趣味を共有することで子供がこのことで悩まなくなるかもしれません。
親になった今でも趣味がないという方も、この機会に何か子供と始めてみるのも良いですね。
自分のことも大切にする
自分の時間を作ったり、趣味に付き合わせたりすることを紹介しましたが、大事なのは子供と同じくらい自分を大切にすることです。
子供ができると全てが子供中心になってしまう方が多いと思います。
作るご飯は子供が好きなものや成長を考えたもの、生活リズムは子供に合わせたものなど。
これが苦にならない場合は良いのですが、親も人間なのでずーっと子供中心の生活をしているとストレスが溜まってしまいます。
たまには自分が好きなものをデリバリーしたり、インスタントラーメン食べたり、早めにお風呂に入れて寝かしつけたりしても大丈夫です。
子供は最低限の衣食住が揃っていれば成長します。
ストレスが爆発してその衣食住すら確保することができなくなる前に、適度にガス抜きをしましょう。
テレビやYouTubeに頼っても良い!
テレビやYouTubeなどの動画サービスを利用することも、子育てを飽きずにやるために有効です。
「テレビやYouTubeは子供に悪影響だ」とよく言われていますが、使い方次第では子供の成長を促すことができる便利なツールです。
子供の遊びに付き合うのに疲れてしまった時や、少し休憩したい時は、子供にテレビを観させてあげましょう。
英語力や感受性を育てることができる
どうせなら子供の能力を上げられるものを選んだ方が良いでしょう。
幼児向けのテレビ番組は、子供の感受性を高めたり言葉を覚えたりするのに効果的です。
YouTubeでも英語の童謡など子供向けの教育動画があったりします。
お金を掛けられる人は有料の動画配信サービスに登録するのも良いでしょう。
オプションで子供に悪影響があるものを避けることもできます。
Disney+なら親も一緒に楽しめるのでお勧めです。英語でみればリスニング力がアップするかもしれません。
アプリ概要 | ディズニー、ピクサー、マーベルなどの作品が見放題の動画配信サービスです。 |
価格 | 会員料月額770円(税込) アプリ無料 2021年9月25日時点 |
特徴 | スマホ、PC、タブレットなど最大5台まで登録できます。 ダウンロード機能搭載なので、家でダウンロードしておけば、お出かけ先でも観ることができます。 |
レビュー | ・ディズニー作品がたくさんあってディズニー好きにはたまらない。 ・スマホ以外だと使い勝手が悪い。 |
観させた後は感想を聞いてあげましょう。
感想の中身は「楽しかった」「面白かった」などの簡単なものでも大丈夫です。
子供を一人にした後はしっかりと親子のコミュニケーションをとりましょう。
便利なものとはいえ、常にテレビの前に放置しておくのはやめましょう。
まとめ
今回は、子育てに飽きてしまったと感じた場合の対処法を紹介しました。
ポイントは以下の通りです。
- 子供のことをよく観察すると、小さな成長を発見できて刺激になる。
- 赤ちゃんの頃は反応が少ないので、大人と話す時間も作る。反応が極端に鈍い時は小児科に相談する。
- 周囲の人やベビーシッターなどを利用して、少しだけでも自分の時間を作る。
- 子供のことだけでなく自分のことも大切にする。
- テレビやYouTubeをうまく活用することで子供の成長を促し、親も休憩できる。
子育てに飽きたと感じることは悪いことだと思うかもしれませんが、「飽きた」ではなく「慣れた」と捉えられると良いですね。
疲れて気分が落ち込んでしまった時は、家事と育児を手抜きしてしまいましょう。
心に余裕が出来れば、子供により愛情を持って接することができるかもしれません。